有職故実– category –
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有職故実
破魔矢の飾り方や意味をどこよりも詳しく
【破魔矢の歴史】 「魔を破る矢」としてお正月に授与された破魔矢を自宅に持ち帰る風景は、非常に馴染み深いですが、その起源については案外知られていないので、解説いたします。 古墳時代の武人埴輪や壁画からも古くから武器武具として使用されていまし... -
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神職さんの位は袴の色でわかります
神職は「神職階位」と「神職身分」と神社内の役職である「職称」の3つでランク分けされています。 神社の世界では「神職階位」よりも「神職身分」と「職称」の方が重視されていて、袴の色が変わるのは「神職身分」によって変わります。神職身分は年功序列... -
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お供え時に使用する三方とは
【三方(さんぼう)について】 左斜め前 右斜め前 後ろ側 三方は、神社でお供え物を載せる台の名称です。胴の三方向に眼象(げんじょう)という穴があるところから三方(さんぼう)と名づけられました。四方向に眼象がある四方とともに、食膳として使用されてい... -
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神社でよく見る獅子・狛犬の起源について
【獅子・狛犬の起源について】 狛犬は東洋思想の産物でエジプトやイラン、インド辺りで生まれ中国に伝わり、中国から高麗(こま)を経て日本に伝わったとされています。いつ頃日本に伝わったのか、その時期に関してはハッキリしていませんが、神功皇后の征韓... -
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「元旦」と「元日」の違いについて
【日の出の瞬間を見てみよう】 いろんなサイトに 元日は1月1日のことで 元旦は元日の朝 と書かれています。 その通りだと私も思いますが ここでは、元旦についてもう少し掘り下げていこうと思います。 1月1日に行われる祭祀に 歳旦祭(元旦祭)という祭典が... -
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注連縄の起源や種類について
【注連縄の起源】 注連縄の起源は、古事記の代表的な神話の一つ「天の岩戸開きの神話」で天照大御神が天の岩戸から出てこられた時、天照大御神が天の岩戸に再び戻らないよう天の岩戸に引き渡したという「端出之縄(しりくめなわ)」のお話に基づきます。「し... -
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有職故実とは
【有職とは】 有職は「ゆうしょく」「ゆうしき」「ゆうそく」「ゆうそこ」と読まれています。博識であるとか、物知りであるという意味からおこったのですが、平安中期ごろから朝廷の法律や古事、旧例に精通した人を指す意味に変わってきました。こういう人...
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